【AGEが溜まるとどうなるの?】
についてお伝えします。
毎日の体調の変化に気づいていますか?
実は、日常から感じ取れる様々なサインが、
%LAST_NAME%さんの体の中で起きている
AGE化を知らせてくれているのです。
お肌のシミ、シワ、髪のツヤなど・・
私たちの体は、
様々なタンパク質で構成されています。
その全てのタンパク質で
AGEは作られるのです。
◆髪の毛のほとんどはケラチンという
タンパク質でできています。
糖化すると髪の強度が低下し、
コシやツヤが失われてもろくなります。
また、髪の成長を司っている
毛根にある毛乳頭がAGE化すると
十分に毛髪が成長しないうちに
抜け毛などのトラブルが発生します。
◆肌に弾力性をもたせているコラーゲンも
エラスチンもタンパク質の一種です。
糖化による影響が出てくると
正常の弾力性を失い、
硬くもろくなり肌のハリが失われ、
たるみやシワの原因となります。
糖化によって生じる老廃物が
皮膚の細胞に溜まりシミ、
くすみや黒ずみの原因となることで、
肌の透明感が失われていきます。
お二人の女性は一卵性双生児として生まれ、
若い頃までは見分けがつかないほどそっくりでした。
しかし、食生活や喫煙など生活習慣の違いで
AGE値が大きく異なることになり、
外見的にも違いが出るようになりました。
◆骨のコラーゲンがAGE化(糖化)すると
骨の強度が下がり、
骨粗しょう症になります。
◆糖尿病患者さんは、
高血糖状態が続いているため
AGEを大量に生み出す環境を作ります。
そのために体内の老化が早く進んでしまい、
寿命は男性で10年、
女性で15年短いとされています。
そして、AGEは糖尿病の3大合併症と呼ばれる
神経障害、網膜症、腎不全などの原因にもなります。
日本人は糖尿病になりやすい体質ですので、
注意が必要です。
◆歯周病は、歯と歯肉の境目が
炎症によって腫れる病気ですが、
この炎症は、歯肉を構成する細胞が
AGE化しても起きてきます。
また、AGEにより歯の土台部分が不安定になれば、
最後には歯が抜け落ちてしまいます。
◆アルツハイマー型の認知症では
タンパク質の一種「アミロイド」が
脳の組織に沈着し神経細胞が壊され、
記憶障害や認知機能障害が生じてきます。
アルツハイマー病の患者さんは、
健常な人に比べ、
3倍以上もAGEが蓄積しているという報告もあります。
このようにアルツハイマー病の発症に
AGEが大きく関わっていることがわかってきました。
つまり、糖化を避ける生活を送れば、
アルツハイマー病にならないよう予防が可能になるのです。
◆目の奥で光を調節するレンズの役割をしている水晶体は、
クリスタリンというタンパク質でできています。
クリスタリンがAGE化(糖化)すると、
白く濁る白内障を発症し、
視界が不鮮明になっていきます。
◆動脈硬化は日本人の死因の上位を示す
「脳血管疾患」「心疾患」の原因になるものです。
血管のコラーゲンがAGE化すると、
血管は硬くなります。
また、AGEは血管の内側や外側にも
悪影響を及ぼしていきます。
◆がん細胞の増殖に、
AGEが直接的に関係しているようです。
糖尿病の患者さんで
高血糖状態が長く続いた人ほど
がんにかかりやすく、
死亡する危険性も健康な人に比べ
2割ほど増すというデータが報告されています。
がん細胞を駆除してくれる酵素もタンパク質ですが、
「余分な糖」でAGEとなり
がん細胞を退治する機能を失ってしまいます。
このように、AGEは直接的にも間接的にも、
さまざまな疾病の原因になります。
自分のAGE値を知り、
それを下げるように管理することは、
健康を維持する上で最も重要ことなのです。